ほっと一息、ひとりごと

日常をキリトリ✂

人の考えることなんて分からない

他人の考えていることなんて分からない。

児童館に遊びに行き、そこでちょっとしたすれ違いがあった。事の次第はこうだ。長男が遊んでいたブロックを年配の保護者の方が片付け始めた。長男はと私はまだ遊ぶので後でしまっておきます!と伝ええたが、「一度片付けるから、遊びたいならもう一度出して遊んでね。」と返された。長男はブロックを急いで自分の陣地に運んでいたけど、途中で別の子がやってきてしまってあったブロックで遊び始めた。それを見て長男は大泣きした。

長男としては他のお友達が遊び終わるまで待って、やっとブロックで遊んでいた。なのにおじいさんが勝手に片付けて他の子に取られた!と感じていたと思う。正直私もその人がどうしてわざわざ片付けたのか分からない。長男の前に自分の孫が使ってたから?遊び終わっているように見えたから?独り占めしているように思ったから?あ、もしかしてお孫さんが作って放置してた作品を私たちが崩しちゃったから?

一番もやもやするのはここだ。私たち親子はどう振る舞えば良かったのだろう。

三者の意見が聞きたくて一緒にいた夫に「あの人なんで片付けたんだと思う?」と尋ねたところ…「え?おじいさんがただ片付けたかっただけでしょ〜」と返ってきた。その気の抜けた返事を聞いてこうなんというか、腑に落ちた。

その人が片付けるという行動にこだわった理由は分からない。善意からか、悪意からか、こだわりからか、はたまた特に深い理由はなかったのか。その場で出会っただけの人、今後も話し合いもできないのだからその理由を私が理解することはない。考えてもしょうがないのだ。ならばシンプルにその行動だけを捉えるしかない。

私が改善できるのは、全部のブロックを使って遊びたかった〜!と泣く息子の気持ちに寄り添うこと、そして公共のおもちゃはみんなで遊ぶものだと教えること。それがまた難しいんだよなあ。

他人の言動に対して留めて考えすぎず、この人はこうなんだな〜と通過させる。そうすればもっとリラックスして純粋に人と関わることを楽しめるのかもしれない。