ほっと一息、ひとりごと

日常をキリトリ✂

最悪の未来

昔からふとした時最悪の未来を考える癖がある。

 

もし父母の乗った飛行機が墜落したら、私は弟と2人残される。祖父母や親戚に頼ってなんとか生きていかなければならない。

もしこの交差点に車が突っ込んできたら即死する。信号待ちするときは電柱の影に隠れて車から見を守ろう。息子だけは助かるよう私でガードしておこう。

息子の手を引っ張って歩くのも大変…いやいやここで手を離してしまったら…脇目も振らず走り出す息子、車道に飛び出したときタイミング悪くスピードを出した車が走ってきてぶつかる。たぶん車と衝突するときはスローモーションで見えるのだろう。怖っ!しっかり手を繋いでおかないと。

昨日は公園の坂道を登りながら、先に走っていく長男を追いかけなかった場合起こる悲劇を2パターン考えていた。①曲がりくねった坂道で長男の姿は見えなくなる。やっと追いつく!と最後のカーブを曲がった先には衝撃の光景が…血まみれの長男とその隣に佇む人影。まずは次男を避難させなければ!どうする!?茂みに赤子を投げ込み下まで転がすのはありなのか!?②北海道Ver.やっと追いつくとカーブを曲がった先には衝撃の光景が…倒れた長男とその上に覆いかぶさるヒグマ。ヒグマに勝てる気がしないけどここで長男を見捨てたら一生後悔する!次男を茂みに隠したあとどうすれば良いの!?

②はこの前みたゴールデンカムイの影響受けすぎ。でももし北海道に住んでいたら子連れで森には絶対入らないよう注意しよう。夫と旅行したとき、知床国立公園はもちろん、お土産屋さんの裏手の山にも普通にヒグマ出るって言ってたもの。今住んでいるところでもイノシシは出る。結論、やっぱり子供から目を離してはいけない。

殺人鬼やヒグマに出会う確率はごくわずかだけど危険なのはやっぱり車だ。ほんの一瞬買い物したいとき息子たちを車内に残していくことがある。そのときに他の車がぶつかってきたらどうする?…やっぱりどんなに面倒でも連れて行った方が良いんだろうな。しっかし子供との買い物は本当に時間がかかるもので。抱っこ紐をつけて次男を抱っこし、荷物を持ち、長男のシートベルトを外して手をつなぐ。幼児のスピードに合わせて歩き、アルコール消毒の補助、いらないのにカートを用意してなるべく手出しせず長男にカートを押させる、無差別に触ろうとする商品を片っ端から阻止する、あれほしいこれほしいを却下する、寄り道をやめさせてレジに向かわせる、ふらふらする長男を見つつ会計してマッハで袋詰する。駐車場までゆっくり戻り、荷物を放り込んで長男をチャイルドシートに乗せ、抱っこ紐を外して次男を乗せ、やっと自分も車に乗る。

ひっ、ひぃ〜!!!面倒臭い!!!ひたすら唱えて乗り切るしかない!手がかかるのは今だけ、手がかかるのは今だけ。