ほっと一息、ひとりごと

日常をキリトリ✂

お家に図書館を。

私の野望、それは家に図書館を作ること。

トントン拍子で新しい家が決まり、年末に引っ越した。少しスペースに余裕ができたので私の長年の夢が叶いそうだ。

昔から大きな本棚に本をたくさん並べることに憧れていた。棚をぼーっと見て目についた本を手に取るのを楽しむのだ(全部何度も読んでいるものだけれど)。ふと気が向いて他人の本を読むと新しい発見があったり、そういう時間を過ごすのはとても楽しい。

ネットでホームライブラリーと検索すると、色々な写真を見ることができる。リビングや廊下に本棚を置くのもお洒落で心惹かれる。でも幼い息子がいるからその案は不採用だ。ちょっと目を離すと本を出してバラバラのぐっしゃぐしゃにしたり、本棚に登ったり、子供という生き物は本当に何というか加減を知らない。

突然だが、ちょっと想像してみよう。天井近くまである背の高い本棚。私の大好きな小説や漫画や美しい絵本、夫が集めてきたちょっと難しい本やためになる軽い読み物、たくさんの漫画が整然と並んでいる。日当たりの良い窓の近くには可愛らしいラグと座り心地の良いクッション。寒いときにはふわふわのひざ掛けをかけ、温かい飲み物とちょっとしたお菓子を用意する。読書に耽ったり窓の外を観察したりうたた寝をしたり。う〜ん、素敵なひとときを過ごせること間違いなし!季節の良い春や秋は窓を開けて風を感じ、夏は冷たい飲み物片手にクーラーの効いた部屋でのんびりできる。最高だ。

ただここでひとつ問題がある。洗濯コーナーだ。私は大の虫嫌いで、絶対に部屋干しできる洗濯コーナーを作りたかった。今はベランダに近い部屋にコーナーを作り乾燥機をフル稼働させている。実は図書館にできそうな部屋がここなのだ。壁沿いに本棚を置くと洗濯コーナーが丸見えになる。絶対に許せない。かといって、本棚で壁を作ると微妙な隙間ができる。隙間自体は洗濯コーナーを出入りするのに必要だけどなんか見栄えが悪い。何より乾燥でお肌がカッサカサになりそう。乾燥機のヴヴーンという音も気になる。

せっかく図書館を作るのなら快適かつお洒落な空間にこだわりたい。むむむ、将来息子の一人部屋も今は未使用。ここに図書館を作り、息子が大きくなったら…申し訳ないけど洗濯部屋と同居、いや、もう一人部屋はいらないわね!その考えを夫に話したらきっぱり反対された。まあそうなるよね。

部屋はしょうがないとして、本棚と壁との微妙な隙間をどうするか。本棚と同じくらいのスリムなキャスター付き収納を買うか。いっそのこと壁つくっちゃう!?色々思案するのは少々面倒だけどこの過程も楽しもうと思う。