ほっと一息、ひとりごと

日常をキリトリ✂

マブダチ

私の弟と息子はマブダチだ。

息子は人見知りをする質だ。親戚でも、久々に会ったら私にしがみついて離れない。ところが私の弟には警戒しないのだ。なんなら親しげな笑みを浮かべて目配せしている。2人の間にはなんというか「おっ、久しぶり〜!」とでも言うような気安い雰囲気がある。

確かに弟はおじさん然としていない。息子のためにぬいぐるみを持ってきて自分が遊んでいる。ニヤニヤしながらよく分からない動きをする。優しくて、よく構ってあげて、自身も楽しむ。子供の目線で一緒に遊ぶって、簡単なようで結構難しい。弟はそれが得意なんだろうなあ。息子が0歳児のときは、弟の不審な動きに慄き「やべぇ奴来たわ…」という顔をしていた。でも1歳になった今は素晴らしい遊び相手として認識しているらしい。姉としても母としても嬉しい限りだ。

おしゃべりが上達してきた息子は、こちらの言うことを真似するようになってきた。例えばオッケ〜♪→オッティ〜♪、あれ〜?あ、あった!→アレ〜?アッタァ!など。言葉が出なくとも、こちらの反応にはかなり的確にリアクションしてくれる。以前と比べてコミュニケーションがとりやすい。そして反応が面白い。

先日暇だったので弟に電話をかけてみた。弟ちゃんに電話かけてみよっか?とラインを開く。すると息子が「オトウトチャン〜♪」と言ったのだ!ええ!?これは今すぐ弟に報告しなくては!いつも暇そうだからきっと電話に出るわよ〜!…しかし弟は電話に出なかった。後から聞いたところ授業中だったらしい。暇人扱いしてごめん。息子はがっかりとも怒りとも取れる奇声をあげていた。すかさず録音して弟に送っておいた。たぶん喜んでくれたんじゃないかしら。笑
息子よ、次会うときはオトウトチャンにたくさん遊んでもらえたら良いね。(1歳3ヶ月頃の記録)