ほっと一息、ひとりごと

日常をキリトリ✂

0歳と1歳と…

息子はもう赤ちゃんではない。そのことに気付かされた。

久々に支援センターへ行ってきた。ここでは週一回、0歳から2歳までの子供たちが集まって遊んでいる。私は人付き合いが苦手な質だが、身長・体重を計ってもらうために出かけてみた。あまり同年代と関わることのない息子にも、よい機会だろう。

到着して、まず、大賑わいで驚いた。ざっと20組ほどの親子がいたと思う。私たち親子が支援センターを利用するのは大体午後、人は多くても3組。この地区にはこんなに親子がいたのか、と感動した。そして何より驚いたのは、ほとんどの子供が赤ちゃん(つまり0歳児)だったことだ。ちっちゃくて、寝転んだり、お座りしたり、ハイハイしたり、つかまり立ちしてる子がたくさん…。これぞ本物の赤ちゃんやあ!!令和3年生まれやあ!!

周りの子と比べて、息子はとにかく大きかった。タッパもあるし、随分とお兄さんに見えた。確かに息子は一応走れるし、少しなら立って階段も降りられる。自分でドアノブを下げて扉を開けられる。書いていて思ったが、もう立派な幼児ではないか!この前まで赤ちゃんだったのになあ。傍から見たらまだ赤ちゃんに見えないかなあ。

でっかい息子がベビーたちに怪我をさせないよう見守りつつ、近くにいるお母さん・赤ちゃんと話した。とは言っても、興味関心がころころ変わり、常に移動する子供連れではゆっくり話もできない。「あっ、すみません、こら、割り込まないの!」「良いんですよ〜!これが気になるの〜、どうぞ。可愛いですね!何歳ですか?」「ありがとうございます。8ヶ月です。そちらは…?あっ、ありがとう。」「どうぞできたね〜!1歳です。学年は一緒ですね。」「確かに!あっ、ちょっと待って!あっ、では!」「はーい!バイバーイ!」
こんな会話ばかりである。頻繁に顔を出せば少し関係が深まるのかな?まあ人付き合いは苦手なので、これくらいがちょうど良いか。

最後にみんなで絵本を読んでおしまい。その後、希望者は身体計測を受ける。おむつ一丁で、固い計測器に寝かされたり座らされたりするため、子どもたちは嫌がって泣く。けれど職員さんはおもちゃをピコピコ鳴らして、見事に子供たちの注意を逸らす。その一瞬で計測もこなす。これぞ職人技や〜!例に漏れず息子も泣いたが、なんとか計測できた。身長も伸び、体重は10キロ弱。本当に大きくなった。そりゃ抱っこしてて腕が痛くなるわけだ。

子育てをしていると、毎日同じことの繰り返しだと感じてしまう。でも、子供は1日ごとに着実に大きくなっている。ふっと気が付いたときには赤ちゃんでは、幼児では、子供では、なくなっているのだろう。去っていく日々を懐かしんでも、後悔はしたくない。ちょっとは怠けつつ、日々を一生懸命楽しんで、悩んで、過ごしていきたい。そして、自分自身も子供に負けないくらい成長したい。え、大人には無理?大丈夫。私、心はベイビーなので☆